シクロクロス始めてみる

シクロクロスに興味を持った?
そして松伏シクロクロスのホームページに来てくれてありがとうございます!!
ここはシクロクロスを始めるまでのシミュレーションを紹介いたします。

シクロクロスとは?

シクロクロスに興味を持ち、ある程度調べられたとは思いますが、始まりから紹介してみますね。
始まりはロードレースのオフトレーニングと言われていますが、シクロクロスの前身となるクロスカントリー・シクロ・ペデストルが、ツールドフランス第一回大会の前年に開催されたそうです。驚きですね。
詳しくはFUN RIDEさんのアーカイブ記事を見ることをお勧めします↓↓↓
https://funride.jp/column/ciclocross_historia_1/

さて近年の話になりますが、日本にシクロクロスが入ってきたのは1995年11月。
「Cyclocross in Japan」として大会情報の発信や日本からのオピニオンを海外に伝えるために始まりました。その後、AJOCC(日本シクロクロス競技主催者協会)として事業を興し、2016年8月より「一般社団法人日本シクロクロス競技主催者協会」になったそうです。

詳しくはAJOCCホームページを読んでください↓↓↓
https://www.cyclocross.jp/about/ajocc.html

そして、競技についての話題に入っていきますが、シクロクロス競技はクローズドの周回コースに、アスファルトや不整地(砂、土、砂利)、障害物などを取り入れ、決められた時間を周回し、速さを競い合う自転車スポーツです。

種目は?

エントリー前に種目を確認してみましょう。
AJOCCのレースでは、大きく2つの出走種別に分かれています。
実力別にクラスが分かれたエリートレースと、各年代別で競い合うマスターズクラスというのがあります。どっちにエントリー出来るの?という疑問については後述いたします。
・女子エリート、男子エリート
女子の場合はWE3から始まります。下記のように昇格対象になればステップアップしていけます。
WE3➜WE2➜WE1
男子の場合は出走人数が多いので、ME4から始まります。昇格について各カテゴリと出走人数に比例して昇格人数が決まります。
ME4➜ME3➜ME2➜ME1

・女子マスターズ、男子マスターズ
マスターズは各年代別で競い合います。女子マスターズは現状出走人数の関係で1クラスに集約されています。男子マスターズはMU15,MU17,MJ,MM35,MM40,MM50,MM60の7クラスに分かれています。各年代で凌ぎ削り競い合う同世代には負けられない楽しさがあります。

・キッズクラス
小学生を対象に2年生毎に分けて競い合うキッズレースがあります。キッズ用の超ショートコースを使います。クラスは低学年からCK1➜CK2➜CK3の高学年となっています。

エリートとマスターズのどちらに出場すれば?という疑問は、競い合った先を考えると答えは見えてくるかもしれません。エリートレースは日頃AJOCCレースで鍛錬を重ね技術を磨き、最終的には全日本選手権出場や世界選手権までの道筋があるので、そこを見据えた意欲と計画があればこちらをお勧めします。一方マスターズレースの場合は、レースを走ることそのものを楽しみたい、もしくは全国各地の会場を行脚し遠征や地域ごとの特性も含めて楽しみたい。そういった趣味性の強さもあると思います。こちらも最終的にはマスターズ全日本選手権やマスターズ世界選手権があるので、上を目指すとなれば日頃の鍛錬が必要になりますし、レースごとの目標もしっかり見えてきます。

クラス移動は要注意!!
エリートとマスターズは、シーズン初戦でどちらかを選択し出走したら、そのシーズンはカテゴリ変更が出来ないので注意してください。特別規則があったりするので詳しくはAJOCCホームページを参照してください。
https://www.cyclocross.jp/about/rules-regulations.html

種目が決まったらエントリー

そうです。エントリー期間が決まっていますので忘れずに、早めにエントリーをしましょう。各地の大会は、おおまかには大会開催日から1ヶ月前にエントリーを開始して1週間前くらいの日曜日にエントリーが締め切られます。各大会によって多少前後するのでご注意ください。
松伏シクロクロスのエントリーは↓ここです。
https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/93345

エントリー時に必要な情報は?
最近ではスポーツエントリーをエントリーサイトにしている大会が多くなってきているので、個人情報の入力が簡略化されています。その他の情報としてAJOCC番号がありますが、これは大会側で選手データを登録する時に重要になってきます。この番号を元にランキングや出走順を決めていく事になります。この入力ミスは後に大きなトラブルになるかもしれないので間違わないように注意してください。初めて参加する人は未入力で大丈夫!初参加のレースが終わった後にAJOCC番号が発番されるので公式ホームページで選手名を入力してチェックしてみてください。
AJOCC番号検索↓↓↓
https://data.cyclocross.jp/racers

エントリーが終わったら練習!?

シクロクロスの練習は大怪我を防ぐ為にも重要です。ロードバイクしか乗った事ない人にとって土の上は不安で一杯かもしれません。MTBバイクしか乗った事ない人にとってはサスペンションが無い自転車では勝手が違うかもしれません。レース前には必ず試走や練習を実施して自転車と路面に慣れるようにしましょう。
詳しい説明は今回は割愛しますが、追って紹介していきたいと思います。

レース前日にチェックすること

エントリーした大会の公式情報を発信しているページで開催内容を確認しましょう。
一番重要なのはエントリーリストです。
自分が出場すべきカテゴリに名前が記載されているか?これはレース当日も受付の際に重要になってきます。必ずクラスとゼッケン番号をチェックしてみてください。
※スタッフもスピーディーに受付が出来ると助かりますので、是非ご協力を!
以下チェック項目を順不同で羅列します。
・開場時間
・駐車場位置
・受付時間
・受付場所
・試走時間
・招集時間
・招集場所
・トイレの場所
・立入り禁止エリアなど

レース当日にすること

・受付をしましょう。
自分が出走するカテゴリと試走時間によっては前後すると思います。試走終了直後に出走する場合は先に受付がオススメ!受付では、基本的に肩ゼッケン2枚と背中ゼッケン1枚と計測チップと参加賞などが入っています。ゼッケン&計測チップが自分の番号で間違いないか確認をしましょう。

・試走をしましょう
レースに出場する際、必ずフルコースを試走しましょう。走らないと理解出来ない路面情報があります。
これを確認し走行する上で問題がある場合は何度もチャレンジしたりして解決していきましょう。

・ゼッケン&計測チップと取付けとりましょう
レース用ウェアにゼッケンを取付けましょう。ゼッケン一つに対して4個四隅に安全ピンで止めます。ゼッケンが見えるように取付ける理由は、審判が間違いなく読み取り順位を決める際に重要な役割を果たしているからです。ゼッケンの番号が見難い取付方をするとリザルトが付かずに最下位になってしまうかもしれません。
計測チップはアンクルバンドでどちらかの足首に取付ておきましょう。シクロクロスはピットで自転車を交換する事ができる競技のため、自転車には取り付けません。

・ウェア&機材のチェックをしましょう
ウエアにゼッケンを取付けたら、機材のチェックです。バイクのシフティングや空気圧など、試走中の路面状況を元に設定していきましょう。基本1.5bar〜1.8barくらい。手袋やヘルメット&サングラスなどは忘れないようにしましょう。また、サドルバッグやポンプなどレースに必要のない付属物がついている場合は外しておきましょう。シクロクロスでは自転車の軽さも重要です。
・招集時間に招集場所に集まりましょう
招集時間はレーススタートの15分前に設定していることが多いです。(大会によりまちまち)招集エリアで待機し、コールアップされたらスタートグリッドに並びます。寒い時にはオーバーウェアなどを羽織っておいて、スタート1分前くらまで着ていられます。その後オーバーウェアを脱ぎレース準備万端となります。


・レーススタート〜レース中にやるべきこと
レースイメージやプランに合わせて自由にレースを進めてください。もし個人的な理由で機材や体調のトラブルでレースを諦める際は、近くに居るマーシャルや審判にレースを終える旨を伝えてください。その後計測チップを返却してください。
・レース後、チップ返却とリザルトチェックしましょう
レースフィニッシュしたら直後に計測チップ返却のバケツなどがあります。忘れずに必ず返却しましょう。計測チップ返却を紛失した場合はチップ弁償することになります。
天候により低温の場合がありますので、即座にウェアを着替えましょう。その後、リザルトをチェックしてみましょう。受付付近に掲示されている場合と、公式ホームページに掲載してある場合があります。掲載方法をチェックしておきましょう。
・自分のレースが終わったら観戦、応援に行きましょう
緊張のレースが終わったら一段落、会場を歩き回りながら自分のレースと他選手との走りを比較してみるのも参考になるかもしれません。トップカテゴリーのレースは午後に設定されている事が多いため、着替えや片付けを終えてからでも観戦、応援できるチャンスがあります。また出展している企業を眺めたり、フードトラックでご飯を食べたり、イベント全体を満喫してください。
・帰宅しましょう
シクロクロスは短時間高強度のスポーツです。想像よりも疲労しているかもしれません、途中で仮眠を取ったりしながら安全運転で帰りましょう。
・帰宅
レースに出場しイベント全体を楽しみ、無事自宅に帰ってきたアナタは優勝です。次のレース計画が楽しみになっていることでしょう。使用した機材のメンテナンスをしましょう。特にウエアは即時洗濯することをオススメします。地場の特産品をお土産に持って帰れば家族ポイントもゲットです。


では松伏シクロクロス実行委員会一同会場でお待ちしております。